ann©日記

好奇心旺盛なママと素敵なパパと三人娘、突然全盲になってしまった愛犬AnnⒸとのほのぼのとした日常の一コマを 紹介します。

病名宣告!!

H26.10.1(水)大学病院にて・・・
「Annちゃん」と呼ばれ、恐る恐る入ると、自分の娘と同年代の学生さん三人による問診でした。   三日前からの出来事を事細かに説明し、Annちゃんを預け、パパとママは検査が終わるまで待合室で待機!Annちゃんは不安そうに小さな声で「キュンキュン」してました・・・その時点で、ママは涙が溢れ止まりませんでした。40分後、1回目のDrによる検査に流れ、説明がありました。
Dr:今、少し見ただけですが、やはり見えていないようですね・・・まず、考えられる事として、何かの炎症で一時的に見えなくなっているか?脳に腫瘍が出来て悪さをしているか?網膜に問題があるか?
とにかく、検査の必要があることを説明され、大きく分けて①眼に光の反射②網膜③神経細胞④脳の異常
①は、光の入りは大丈夫OK
②は、△怪しい
③は、視神経も大丈夫OK
④は、MRI・CTを撮らないと診断できない!!
パパとママは、すべての検査をお願いしました!!けれどDrは、①③は大丈夫だから、怪しい物からクリアにしましょうと言って下さり、MRIは、予約で時間がかかるので「網膜心電図」からやります!と・・・
鎮静剤を使い、Annちゃんには、少し怖い思いをさせてしまいますが、ちゃんと検査させて頂きますね!
パパ・ママ:宜しくお願い致します。

一時間近く経った頃、二回目の呼び出し・・・
Dr:やはり網膜が一番怪しいのでより詳しく検査します。ほぼ、網膜で間違いないでしょう…丁寧に検査説明…

ママは、Annちゃんの様子がおかしいと気付いてから、自分なりに調べました。どんな病気があるのか原因は、どこにあるのか?みんなが寝てから、ネットで調べたり、知り合いのDr、薬剤師に話を聞き出来る限りの知識を、詰め込んでいた私は「やっぱり…嘘であって下さい!!」と、心の底から願いました・・・私の涙は止まる事はありませんでした。今思えば、待合室には、沢山の患者がいました。犬猫・ウサギetc.本当に、涙が止まらず落ち着いたかと思えば、また涙・・・パパも辛かっただろうに、ごめんね(>_<) 
パパは「脳腫瘍や癌じゃなかっただけ、良かったんだよ!痛い思いして苦しむ姿を見ないだけ良いんだよ・・・!パパとママが、Annちゃんの眼になってあげようっ!!一番辛く不安なのはAnnちゃんなんだよ!ママが、そんなにメソメソしてたらAnnちゃんが余計不安になるよ!俺たち家族が付いてるから大丈夫!!」本当に、パパの言う通りでした。


三回目呼ばれました。

Annちゃんは、パパとママの声を聞くなり、飛んで来ました(*^^)v
学生さんや、研修医、ナース十数名が、Drの周りに居ました。
Dr:お待たせしました…お母さんがおしゃっていた通りでした。「突発性後天性網膜変性症(SARDS)」です。残念ですが、見えていません。光もわからないです…しかし、朝Annちゃんをお預かりしてからこの子の様子を観察してましたが、初めて来た場所にも関わらず、一度もぶつかる事無くスタスタ歩き回っていました。まるで、見えているかのように・・・と言ってました。
今後、見えるようになる事はありません。しかし、犬は2,3ヶ月もすれば慣れます!!大丈夫ですよ!!
大勢いるのに、ママは声を殺し切れず、ずっと泣いていました・・・本当に、ダメなママです…
学生さん達が、今後の生活について、家での工夫など事細かに、文章にして下さいました。


車に乗って安心し、疲れもありぐったりしてました。良く頑張ったね!!えらいえらい!!パパとむぎゅーしました。


次回へ…

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